2023-03-11 循環器でよく使われる薬の話④ ~ミリスロール®(ニトログリセリン)~ 循環器薬 ニトログリセリン(ミリスロール) ・適応 急性心不全、不安定狭心症、手術時の低血圧維持 ・副作用 急激な血圧低下、頻脈、嘔気、頭痛 ・禁忌 閉塞隅角緑内障、高度貧血 ・ポイント 作用として一酸化窒素(NO)を放出して結果を拡張する。 強い静脈拡張作用を持ち、急性心不全におけるうっ血を改善できる。 また、冠動脈拡張作用もあり狭心症にも使用される。 人工心肺を使った手術でも使用される薬である。 強い血管拡張作用を持つので血圧のモニターが必要である。